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コラム

親知らずの抜歯後はどう過ごす?抜歯後の注意点

2025.07.01

親知らずの抜歯をした後は、安静に過ごすように指示をされることがあります。

とは言え、大掛かりな病気で入院して手術をするというわけではないので、どこまでの安静が必要か分からないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、親知らずの抜歯後にどんな過ごし方をすべきか疑問に思っている方へ向けて、どんな所に気を付けて過ごせばよいのかをピックアップしていきます。

抜歯後すぐに無理をすると、痛みが長引いたり炎症が起こったりする可能性があるので、気を付けて過ごすようにしましょう。

 

激しい運動や熱いお風呂、刺激物には注意しましょう

親知らずを抜歯後2,3日の間は、患部が腫れたり出血があったりします。

そのため、激しい運動をしたり熱めのお風呂に入ったりすると、血行が良くなりすぎて痛みを生じる可能性があります。

スポーツは控え、お風呂はシャワーにするなど、なるべく血流が一定になるように心がけてください。

また、刺激の強い食べ物も傷の治りが遅くなるなどのリスクがありますので、数日の間は控えるようにしましょう。

 

患部に触れないように気を付けて過ごすことが大切です

親知らずを抜いた直後は、傷口がふさがっていないのでほんの少しの刺激で出血や炎症を起こしてしまいます。

そのため、食事の際やブラッシングの際に患部に触れてしまうと、傷口が広がったり出血したりして傷が治りにくくなってしまうことがあります。

食事は反対側の歯で噛むようにする、ブラッシングは患部に触れないように行うなど、できる範囲で刺激を与えない工夫をしましょう。

また、抜歯後の歯茎が気になって舌で触れてしまう方も多いかと思いますが、炎症のリスクにもつながってしまうので、なるべく触れないように意識して過ごすようにしてください。

必要以上に患部に触れてしまうと、抜歯した後の骨が細菌感染を起こす「ドライソケット」という状態になってしまうことがあります。

ドライソケットになると痛みが長引いたり、抗生物質で治療を行ったりと患者さまの負担が大きくなってしまうので注意が必要です。

 

アルコールと喫煙の習慣がある方は、しばらく控えるようにしましょう

親知らずを抜いた箇所の腫れや違和感がなくなるまでは、アルコール、喫煙は控えるようにしてください。

スポーツやお風呂同様に、アルコールや喫煙にも血流を促進する作用があります。
腫れている状態で血流が良くなると、患部がズキズキと痛むなど不快な症状が強くなってしまうため、注意が必要です。

また、喫煙はお口の環境を損なう要因でもあります。
抜歯後の数日は、通常通りのブラッシングが難しいため、なるべくお口の環境を乱すことは控え、健康を維持できるように気を付けていきましょう。

 

抜歯後も定期的な検診でお口の健康維持に努めましょう

抜歯を行った後、しばらくしてから経過観察のために受診するよう指示があった場合は、かならず受診するようにしましょう。

傷の治り具合や炎症の有無を見て、問題がなければ通常通りの生活を送れるようになります。

また、患部以外にもトラブルが起こっていないか併せてチェックを受けることで、お口全体の健康を維持することにもつながります。

親知らずの抜歯は、虫歯や歯周病治療と違い、治療前からアフターケアまで含めると長期的な処置になります。

しっかりとスケジュールを組んだうえで、患者さまが一日でも早く回復できるように当院でも配慮を行ってまいります。

 

医院情報

「患者さまの心に寄り添う歯科治療を―――」

いくやま歯科クリニックは、患者さまがリラックスして治療を受けられる歯科医院を目指しています。
地域のかかりつけ医として患者さまに寄り添い、痛みのない治療を心がけます。

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