日本の国民病とも言われる歯周病ですが、自分が歯周病になっていると気づいていない人も多いのが現状です。
歯周病は虫歯のような痛みが出ないため、気が付いたときには歯を失う寸前だった、ということも少なくありません。
お口を健康に維持するためには、常にお口の状態を把握してトラブルの小さなサインも見逃さないようにしましょう。
今回は、歯周病のサインを察知するためのセルフチェックについて紹介します。
セルフチェックその1.出血がないかをチェック!
歯周病のサインとして一番分かりやすいのは、ブラッシング時の出血です。
普段は無いはずの出血があるということは、歯茎に何らかのトラブルが生じている可能性が高いと考えられます。
まずは、普段通りにブラッシングをしてみてください。
いつもと同じように磨いているのに血が滲んでいる場合は、歯周病が進行しているかもしれません。
少量の出血がある程度であれば、毎日ブラッシングを続けることで歯茎を引き締め、歯周病の進行を抑えることもできるでしょう。
もちろん歯科医院でのチェックは忘れずに。
歯科衛生士のアドバイスも参考にしながら、正しいブラッシングを行いましょう。
セルフチェックその2.口臭がないかをチェック!
口臭は、歯周病の目に見えないサインです。
お口の清掃が十分にできていなかったり、身体の調子が悪かったりするときにも口臭は発生しますが、なかなか自分のニオイには気づけないものです。
口臭があるかを自分でチェックする方法はいくつかありますが、コップに息を吐いてみると一番分かりやすいでしょう。
コップのニオイが気になるときは、口臭が発生しているかもしれません。
歯周病のサインに限らず口臭は予防するに越したことはありませんので、まずは歯科医院へご相談ください。
セルフチェックその3.グラつき、ネバつきがないかをチェック!
ものを噛むと歯が浮いたような感じがする、グラグラと動いているような気がする…そんな症状があったら、歯周病が進行している可能性があります。
指で歯に優しく触れてみて、動いている感覚があったら早めに歯科医院で歯周病の検査を受けるようにしましょう。歯茎に触れてブヨブヨとした感触があった際も同様です。
また、寝る前に歯を磨いたにも関わらず起床時にお口の中がネバついているときも、歯周病が進んでいるかもしれません。
ネバつきの原因は歯周病だけではありませんが、唾液の少なくなる就寝中に増加した歯周病菌によって歯肉溝浸出液という液体が染み出している可能性があることを知っておきましょう。
痛みがなくても、気になる症状があれば即受診を
歯周病は、激しい痛みやズキズキと継続した痛みがあるわけではありません。
静かに進行して、気が付くと歯が抜け落ちてしまうのが歯周病の恐ろしいところです。
一度歯周病になってしまうと、完治させることは難しいのが現状です。
だからこそ、まずはしっかりと予防のためのブラッシングやプロフェッショナルケアを徹底しましょう。
そのうえで、歯周病の気配があった場合は少しでも早く歯科医院で処置を行い、進行を抑えていくことが大切です。
歯茎からの出血や歯の違和感、口臭などは、すべて歯科医院で対処が可能です。
小さな問題だと軽視せず、一緒に必要な処置を頑張っていきましょう。
春日市の歯医者【いくやま歯科クリニック】
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