コラム

「小児歯科」は、お子さまの将来のお口を守るための取り組みです

2024.03.01

小児歯科というと、皆さまはどんなイメージを抱くでしょうか。

虫歯になった子どもの歯を治療するところ、歯並びを治すための小児矯正をするところ…そんな印象が強いのではないでしょうか。

確かに小児矯正は、お子さまのお口のトラブルと向き合う診療項目です。
虫歯やケガの処置をしたり、歯並びの相談を受けたりもします。

しかし、それらの治療と同じくらい小児矯正が大切にしたいのは、お子さまが自分で歯を守っていけるようにサポートをしていくということです。

それは一時的なものではありません。
お子さまが成長してやがて立派な大人になったとき、小さなころから歯科医院に通っていてよかった、と思っていただきたいのです。

 

小さな頃から歯科医院に慣れ親しんでいただくことの大切さ

小さなお子さまで「歯医者さんが好き」という方は、なかなかいないのが現状です。
それは「歯が痛くなって通う場所」になっているのが一つの要因だと思っています。

そこで当院は、お子さまにとって歯科医院が「痛い治療で怖い思いをする場所」にならないように、と考えました。

そのための取り組みとして行っているのが、ブラッシング指導やフッ素塗布といった、お子さまに負担のかからない処置です。

虫歯を削りに通うのではなく、お口のお掃除や虫歯を防ぐためのお薬を塗りに来てもらう。
それだけでお子さまのなかの歯科医院の印象は大きく変わるでしょう。

歯科医院を身近なものにしてあげることができれば、いざ治療が必要な状況になったときにも、お子さまは抵抗なく通っていただけるのではないかと思っています。

 

親御さまの不安や疑問を解消する場所になることも「小児歯科」の使命です

お子さまへの配慮は当然ですが、小児歯科では親御さまとの連携も必要不可欠だと思っています。

親御さまは、大切なお子さまのお口を守りたいと考えているものです。
できることなら虫歯を作りたくない。なるべく痛い思いをさせたくない…それは親なら誰もが思うことでしょう。

そういった親御さまの思いをきちんとくみ取り、同じ目線からお子さまの大切な歯をお守りするのも、小児歯科の大切な使命です。

お子さまがお口のトラブルに悩むことなく笑顔で日々を過ごすためには、お子さまご自身がお口に関心を持つこと、そして親御さまが優しくサポートをしてあげることが重要です。

それに加えて、私たち歯科医師が定期的にお口のチェックをしていくことで、常にピカピカの歯を守っていけると考えています。

虫歯のお悩み、歯並びのお悩み、成長に伴う疑問など、いろいろあると思います。
「こんなことを相談してもいいのかな…」と思うような些細な疑問も、いつでもお尋ねください。

 

当院の小児歯科が心がけていること

ご納得いただける治療を提供するためには、まずは患者さまが歯科医院に抵抗感を抱かないようにすることが先決です。

ただ歯を削って埋めるのが歯科治療ではありません。

患者さまがリラックスして治療を受けてもらえるような環境づくり、温かい雰囲気の中で恐怖心を抱かず過ごしていただける歯科医院づくりが、私たちの取り組むべきことです。

これはお子さまの場合も例外ではなく、むしろお子さまだからこそ徹底していきたい部分です。
怖がっているお子さまに、無理に治療を進めることはしません。強く怒ることもしません。

お子さまのペースで、ゆっくり一つずつ頑張っていけたら良いのです。

 

 

医院情報

「患者さまの心に寄り添う歯科治療を―――」

いくやま歯科クリニックは、患者さまがリラックスして治療を受けられる歯科医院を目指しています。
地域のかかりつけ医として患者さまに寄り添い、痛みのない治療を心がけます。

福岡県春日市の歯科医院をお探しの方は、ぜひ『いくやま歯科クリニック』へご相談ください。

◆クリニック名
いくやま歯科クリニック
◆所在地
〒816-0807 福岡県春日市宝町3丁目2-1

電話番号 092-588-2122
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