かつて歯科医院というと「虫歯が痛くなったから治療するために通う場所」というイメージがほとんどだったように思います。
しかし、現在は多くの歯科医院が予防歯科の取り組みを重視するようになり、患者さまの中にも予防のために受診するという人の割合が増えてきました。
予防歯科という考え方自体は、1970年代のスウェーデンで生まれました。
しかし、日本ではそれよりも早い1928年頃から虫歯予防デーという取り組みが行われていたのです。
そして現在、お口の健康から患者さまの健康寿命へアプローチしていくという取り組みが行われています。
予防歯科が注目されるきっかけとなった「8020運動」
多くの人が予防歯科について注目するようになったのは、おそらく平成元年に厚生省と日本歯科医師会が提唱した「8020運動」でしょう。
「8020運動」とは、「80歳で20本以上の歯を残し、何でもしっかりと噛める快適な状態に保つこと」を目標に掲げた運動です。
人は、最低でも20本以上の歯を維持することができれば、大抵の食べ物はきちんと噛んで食べることができると言われています。
「8020運動」発足当初は、80歳で20本を達成している人の割合は10%にも満たなかったと言います。
しかし2016年の調べでは約50%まで増加しており、今後も60%、70%と増えていく見込みです。
現在はインプラント治療などの新たな治療方法が生まれ、歯を失っても噛むという機能を取り戻すことは可能です。
しかしどのような治療も、ご自身の歯に勝るものはありません。
治療の負担、費用面での負担をかけないためにも、できる限り予防に注力しながら歯を守っていくようにしましょう。
私たちが目指すべきは、健康寿命を延ばすということ
平均寿命が伸び続けている日本では、今「健康寿命」という考え方が注目されています。
「健康寿命」とは、その言葉の通り、健康に過ごせる時期のことを指します。
具体的には、介護や他者の支援を必要とせず、日常生活を自分の力で送っていける状態を言います。
その健康寿命に大きく影響するのが、お口の健康や機能であると言われています。
「しっかりと噛む」「問題のない嚥下」「会話ができる」など、お口の働きは私たちの生活に欠かせないものばかりです。
お口の機能が低下すると、うまく話したり飲み込んだりという動作ができなくなってしまいます。
歯が無くなってしまうと、それこそ噛むことができません。
そういった問題が蓄積すると身体への負担となり、結果的に健康を害してしまうのです。
多くの歯科医師が予防に注目しているのは、こうした「お口の健康を通じて患者さまの健康寿命を延ばしていきたい」という背景があります。
今や、歯科医師の役割は虫歯や歯周病を予防するだけではありません。
患者さまが生涯、健康な状態を維持できるようにとの思いで皆さまのお口と向き合っているのです。
お口の健康を維持するための取り組みについて
お口の機能を衰えさせないためには、普段からしっかりとお口を使うことが大切です。
お食事をしっかり噛んで食べること、毎日きちんとケアをすること、定期的に歯科医院でお口のチェックをすることなど、お口を守る取り組みはいずれも難しいことではありません。
当院では、お越しいただく患者さまへ予防の取り組みの重要性について発信することを心がけています。
まずは患者さま自身に、自分のお口や将来的な健康と向き合い、今できることは何かを考えていただくことが大切なのです。
医院情報
「患者さまの心に寄り添う歯科治療を―――」
いくやま歯科クリニックは、患者さまがリラックスして治療を受けられる歯科医院を目指しています。
地域のかかりつけ医として患者さまに寄り添い、痛みのない治療を心がけます。
福岡県春日市の歯科医院をお探しの方は、ぜひ『いくやま歯科クリニック』へご相談ください。
◆クリニック名
いくやま歯科クリニック
◆所在地
〒816-0807 福岡県春日市宝町3丁目2-1
電話番号 092-588-2122
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